阿賀野の家づくり

阿賀野市内で建築中のお住まいです。
現場は順調に進んでおり、先日足場が外れました。
〇シンプルな「四角」が、街並みに馴染むように
カタチは、とてもシンプルな真四角です。
ただ四角いだけでなく、窓の位置や高さを整えることで、表情がきれいに見えるよう工夫しました。
街並みにそっと溶け込みつつ、前を通った人が「なんだかいいな」と感じていただけるような、そんな佇まいを心がけています。

〇「グレー」というイメージを、質感でかなえる
お施主様のご要望だった「トイレの空間はグレーを基調にしたい」というテーマを大切にしました。
一面をグレーの紙にするだけでは、少し寂しい印象になるかもしれません。
そこで、一部に「フレキシブル板」をご提案しました。
コンクリートのようなツルっとした独特の質感が、空間に上質な雰囲気をつくってくれています。
工事現場ならではの、ピンク色の石膏ボードとのコントラストも、今しか見れないひとコマです。

〇光を採り込み、窓と窓を木でつなぐ
吹抜けは、計画当初からのご要望でした。
敷地の中で、一番光が入り、居心地のいい場所に配置しました。
見上げると、1階の大きな窓から2階の窓へと視線が抜けていきます。
このふたつの窓のつながりを大切にしたくて、その間の壁には「米ヒバ」という木を張りました。
足元の床材(ヒノキ)との相性を考え、色が統一されるように選んでいます。
外の景色と木の温かみがつながり、開放的で気持ちのいい場所になる予感です。

〇足元から伝わる、ヒノキの温もり
床材は、家づくりで最も大切な素材のひとつです。
大工さんが丁寧に一枚ずつ張り進めてくれています。
お施主様のお好みに合わせて、1階の床には「ヒノキの上小節(じょうこぶし)」をご提案しました。
節(ふし)が少なく、木目がすうっと通った、本当にきれいなヒノキです。
コストを抑える工夫として、2階は「節有」のヒノキを、寝室には少しおしゃれ感のある「栗の木」を選んでいます。
おうちの中で、いろいろな木の表情を楽しんでいただけると思います。

現場で大工さんが丁寧に作業している姿を見ると、気が引き締まります。
図面で描いた一本一本の線が、こうしてお客様のこれからの暮らしの舞台になっていく。
完成までもう少し、引き続き見守っていきたいと思います。
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